ナイスリフォーム 湯浅祐治 社長
女性、大型店、次は職人育成
徳島県と香川県を中心に22億2000万円を売り上げ、リフォームで四国トップを走るのがナイスリフォーム(徳島県徳島市)だ。同社はなぜそんなに売り上げられるのか。湯浅祐治社長に聞いた。
大型ショールームで集客
――大型のショールームを両県に展開していますが、これはなぜでしょうか。
圧倒的な認知度獲得のためです。自社で大型ショールームを持ち、イベントを行えば「ナイスリフォームに来る」と意識してもらえますよね。近隣にはメーカーのショールームもあり、私どももそこでイベントをすることもあるのですが、やはり、お客様が「メーカーで行うイベントに来る」という印象があり、当社の名前の浸透には効果に欠けます。ですから、自社のショールームとそこで行うイベントが大事なんですよ。
1月28日から3日間行った「25周年大感謝祭」では、例年150組程度でしたが、230組も来ていただけました。
――ショールームの出店としては、一昨年の香川県観音寺市が最近の動きですが、これで香川県が4店舗、本拠地の徳島県が3店舗になりました。
香川県は本州から四国の入り口にあたるので、人口の流入があり、今後のリフォーム事業の伸びに期待できるんですよ。瀬戸大橋がありますし。四国の人口は現在愛媛県がトップ、続いて香川県ですが、人口の減少率で言えば、香川の方が少ない。現状の売り上げは徳島の方が多いですが、人口の多い香川は今後、当社の成長の大きな原動力になると考えています。
認知度の高い自社の大型ショールームでイベントを行い集客する
産休から復帰できる会社に
――大型店で圧倒的な認知度を獲得し、イベントで集客する。これを売り上げにつなげているのが営業マンですが、女性比率が高いのが特徴ですよね。

最新記事
この記事を読んでいる方は、こんな記事を読んでいます。
- 1656号(2025/07/14発行)11面
- 1655号(2025/07/07発行)19面
- 1655号(2025/07/07発行)16面
- 1655号(2025/07/07発行)17面
- 1653号(2025/06/16発行)12面