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ミサワホーム、トヨタ流改革・まずは「DNA再確認」

ミサワホーム
磯貝匡志 社長
1285号 (2017/10/17発行) 24面
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ミサワホーム 磯貝匡志 社長ミサワホーム 磯貝匡志 社長

「戸建て一本足から脱却する」

 今年10月1日で設立50周年を迎えるミサワホーム(東京都新宿区)が、大きく変わりつつある。2016年11月のトヨタホームとの資本業務提携に伴い、トヨタ自動車で常務、トヨタホームで専務を務めた磯貝 TOP匡志氏が代表取締役社長に就任。住宅、リフォーム、非住宅の「トヨタ流改革」の全貌を聞いた。

120ミリ木質パネル発売

 「当社のコア・コンピタンス(企業の中核となる強み)を、もう一度確認する」。就任してまず取り組んだことを、磯貝社長はそう話す。

 同社は1967年に誕生。戦後に都内で戸建て事業にいち早く取り組み、事業を拡大。1971年には上場を果たした。

 磯貝社長は、創業者の三澤千代治氏が開発した木質パネル接着工法こそその原動力であったと分析する。両面の木質パネルを分子レベルで接着するこの工法によって生まれた木質パネルは、一般的な建材を用いた工法よりも水平耐力が高い。これが狭小宅地でも2階建ての家がほしいという、当時のニーズに合致。同社が拡大する要因となった。

 「就任後、ディスカッションをしたのですが、そのことが今の若い社員には伝承できていない、という声があった。工場実習、施工訓練を通じて、ミサワのDNAを再確認して、後進に伝達していかなくてはならない」(磯貝社長)

 設立50周年を記念して、新商品も投入する。通常の90ミリパネルより厚い120ミリパネルを、主にZEH対応商品として使用。これは同社が建造に携わっている南極基地にも採用されているもので、中に断熱材が入っており、高い断熱性と耐久性を持つ。

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