スマートプラス 和田憲治 社長
報告書作成には意外と時間が費やされる。この時間と手間を軽減することは顧客満足度も高まるだけでなく、「働き方」の改革につながる。そこで威力を発揮するのが、デバイスを活用したもの。スマホやタブレットを使って簡単に報告できる新製品が登場した。スマートプラス(宮城県仙台市)が開発した報告書作成アプリ「レポートキング」だ。和田憲治社長に話を聞いた。
スマホで簡単に報告書・診断書を作成
時間と手間、大幅減に
――以前スマートドライブという塗装業界に特化したシステムを作られていましたが、今回はどんな商品なのでしょうか?
はい。スマートドライブは塗装業界で必要な(1)報告書作成機能 (2)平米計算機能 (3)自動見積機能の3つの機能が主としてありましたが、新しく開発したレポートキングは(1)の報告書作成機能の使いやすさをとことん追求し、塗装業界に限らず建築業界全般で簡単に使えるようにした商品となります。
――開発しようとした経緯は?
このレポートキングは過去の反省をもとに作られた商品です。
ちょうど1年前くらいにスマートドライブの拡販のために職人さんでも使うことができないか?検証してみたのですが、現行のスマートドライブはPCで最後の仕上げ作業をしなければならない仕様となっていました。
そのため職人さんにはPCを持っていない方も結構な人数でいらっしゃったので、スマホで完結できるように作り替えないと、今までは良くてもこれからは時代遅れになると感じたことが今回の開発のきっかけとなります。そのため、画面まわりも含めて最先端の感覚がわかる会社と組み直しを行い、様々な動作検証の結果、今回満を持して販売することができました。
――レポートキングの大きな特徴とはどんなところでしょうか?

最新記事
この記事を読んでいる方は、こんな記事を読んでいます。
- 1656号(2025/07/14発行)11面
- 1655号(2025/07/07発行)19面
- 1655号(2025/07/07発行)16面
- 1655号(2025/07/07発行)17面
- 1653号(2025/06/16発行)12面