リノベる 大森章平 取締役
前期を売上高17%増の49億円で終え、今期も2桁増収を計画するリノベる(東京都渋谷区)。同社は、事業拡大を加速するために新たなパートナー制度「SRP」を9月末から展開している。同制度の詳細や戦略について、事業責任者の大森章平取締役に聞いた。
今期中に50店開設を見込む
――「SRP」とは、どういったものなのですか。
これは、パートナーが保有している物件を、「リノベる。」のショールーム機能を一時的に持った、「来場できる販売物件」として運用できるというものです。つまり、ショールーム(SR)を持ってくれるパートナー(P)ということですね。来場者から発生した案件の物件仲介や工事は、そのSRを保有しているパートナーが獲得できます。
――加盟店は、「リノベる。」ブランドを使って集客ができるわけですね。
集客と運営だけでなく、SR化する物件のポテンシャルに応じたリノベーションのプランニングと施工も「リノベる。」が行います。さらに、直営店としての扱いになるので、IoT機器を導入したスマートハウス化をはじめ、最新のトレンドをいち早く反映させることができます。このため、販売物件としての価値もアップするはずです。
――「SRP」になるためのの費用負担は。

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