尾畑長硝子 尾畑聡一 社長
名古屋のガラス、サッシ問屋、尾畑長硝子は、2年後に創業100周年を迎える。同社はこれまで地域で"ガラス"といえば尾畑長といわれるほど、知識をもとにした提案を続けてきた。窓のカタチが変化する中、今後はガラスの新たな使い道を提案していく。
キッチンや玄関にガラスを
――100周年という記念すべき時期が迫っていますね。
私どもは社名の通りガラス屋なんですよ。どう提案するかにスポットをあててきました。ただ、時代の流れでサッシメーカーがガラスを扱うようになったことで、窓の提案がしにくい状況にはなってきました。
――確かに、組みたての工程をメーカーが行う流れが強くなってきていますよね。そうした中、どんな打ち出しをしていくのでしょう。
窓のイメージしかなかったガラスをどう使っていくかを考えています。例えばAGCさんのカラーガラスLacobel Plumeはキッチン回りや玄関回りなどいろいろなところで使えます。
――ガラスをキッチンや玄関回りに利用ですか。
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