【ADDress社長インタビュー】定額「住み放題」サービス、人とのつながり生む多拠点暮らし
ADDress
佐別当隆志 社長
1377号 (2019/09/16発行) 14面
ADDress 佐別当隆志 社長
月額料金を支払えば、全国各地の物件に住み放題というユニークなサービスで注目されているADDress(東京都千代田区)。この新しい暮らし方がなぜ話題を集めるのか。令和時代の幸せな暮らし方とは何か。佐別当隆志社長に聞いた。
【聞き手/編集長 金子裕介】
――定額で全国の物件に住み放題というサービスを始めました。さまざまな地域で暮らすこと、多拠点暮らし=現代の幸せな暮らし方だと考えますか。
重要なのは「人とのつながり」だと思うんです。私どものサービスは多拠点生活ができるというものなのですが、もちろんいろいろな地域を回りたいというニーズがあります。しかし、潜在的にはいろんな人と出会いたいという要望があるんだと思います。
実際に利用している方は、地方の物件に1週間とか2週間住むわけですが、地方で友達ができるケースが増えているんです。
というのも、私どもは各地に家守(やもり)という拠点の管理人を置いているのですが、地元の人と繋いだり、一緒に釣りや山登りをしたりするきっかけ作りを加速するためにいてもらっているんです。ハブ役ですね。

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