【SHUKEN Re社長インタビュー】3年後20億円超を狙う、3つのブランドを展開
SHUKEN Re 新井泰平 社長
千葉県内と東京23区をメイン商圏に年間14億5000万円をリフォームで売り上げているのがSHUKEN Re(千葉県浦安市)だ。同社は、2022年9月期の決算でのリフォーム売上高20億円突破を目指して、事業拡大を推し進めている。どのようにして20億円超えを達成するのかについて、新井泰平社長に聞いた。
【聞き手/編集部 小松智行】
5月には世田谷に新店舗
――前期は14億5000万円をリフォームで売り上げましたが、内訳は。
まず、全面改修から水まわりや外装といった部分リフォームまで、リフォーム全般を扱うブランド「Re」で10億円強。中古住宅の仲介と、デザインにこだわったリノベーションをワンストップで提供するグループ会社ハウズライフ(東京都渋谷区)の工事が3億円。そして、平米単価25万円を超えるような高級リノベーションを扱うブランド「GRANT(グラント)」で1億円強となっています。
――平均単価が約500万円高いです。大型受注を獲得できるユーザーを集めるポイントは。
集客手段は主に自社ホームページとイベントの2つです。ホームページでは3つのブランドコンセプトの紹介や施工事例、イベントの案内のほか、リフォーム現場の紹介などのリフォームに関連する読み物を用意しています。中でも力を入れているのは施工事例で、物件画像やbefore&afterの図面、工期、リフォーム費用、施主様の家族構成、物件の築年数といった基本情報に加え、特にこだわった部分の解説を載せています。さらに、物件によっては、入居後に施主様がどのような暮らしをされているかについてのインタビュー記事も読めるようになっています。
平米単価25万円を超える高級リノベブランド「GRANT」。平均単価は1500万円に上る
――掲載されている施工事例はリノベ案件が多いですね。やはり、イベントもリノベを軸に展開しているのですか。

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