【スウェーデンハウスリフォーム社長インタビュー】スウェーデンハウスOB軸に今期30億円
スウェーデンハウスリフォーム 小島敏之 社長
インスタなど新規開拓にも注力
輸入住宅販売を行うスウェーデンハウスの子会社、スウェーデンハウスリフォーム(神奈川県川崎市)のリフォーム売上高が、3月末決算で30億円に到達する見込みだ。強みの性能向上リフォームに加え、減築リフォームなども開始。集客方法もOBフォローだけでなく、SNSや展示場からの集客も増やしている。同社の戦略を、小島敏之社長に尋ねた。
【聞き手/編集部高田遥介】
親会社と連携し、点検からリフォームへ
――性能向上リフォームに力を入れています。
複層窓による断熱化や耐震化、気密性の向上といった、家の快適性を向上させるリフォームに力を入れています。性能向上リフォームでは、4000万円以上の事例は4、5件ありました。「ここまでする必要あるの?」という声が、オーナー様や新規のお客様からありますが、ぶれずに性能向上の良さを伝え、工事につなげています。
――スウェーデンハウスオーナーからのリフォームがメインになりますよね。
オーナー様から依頼されたリフォームとなると、基本単価は200万円台ですね。親会社であるスウェーデンハウスのアフターメンテンナンス部門が、定期的に行う訪問の中でキャッチした案件を私どもが引き継いで対応します。
点検期間は、保証期間である10年の間に、3、6カ月、1、2、4、7、10年目と7回行います。スウェーデンハウスのOBは全体で約3万世帯。そこからリフォームに動きが出てくるのは7、10年目です。これは全体の55%にあたる、約2万棟がその部類に入ります。リフォームの相談内容としては、外壁補修や木部塗装、バルコニーのリフォームなどがあります。
スウェーデンハウスで開催されたモデルハウスでも、リフォーム相談会を実施して受注を増やしている
――性能向上とアフターでおおよそ28億円もの売り上げがあります。
売上高は伸びてきていて、前期は前年比3%増の28億円。粗利率は29%で、営業利益は4%でした。
――今期の業績予想はどれくらいになりそうでしょうか。
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