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【WAKUWAKU社長インタビュー】リノベ受注、年間1000件超

WAKUWAKU
鎌田友和 社長
1404号 (2020/04/13発行) 7面
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WAKUWAKU(VC「リノベ不動産」運営) 鎌田友和 社長WAKUWAKU(VC「リノベ不動産」運営)
鎌田友和 社長

240社が加盟する中古改修ネットワーク

 「リノベ不動産」ブランドで、中古住宅のリノベーション事業を展開するWAKUWAKU(神奈川県横浜市)。同社では建築業者や不動産業者にノウハウを提供するボランタリーチェーンを運営しており、約240社が加盟する。チェーン全体の中古リノベ受注実績は年1000件を超えた。鎌田友和社長は「加盟店の成約率向上が今最も重要なこと」と話す。どんな策を打っていくのか、聞いた。

【聞き手/編集長 金子裕介】

直営のリノベ売り上げは10億円

――2013年に和久環組(わくわく)として創業し、中古物件の仲介とリノベーションのどちらにも対応するという「ワンストップビジネス」を開始しました。従来は不動産を買うなら不動産会社、リフォームは別の会社に頼むのが主流でしたが、そのどちらにも対応することで消費者の利便性を高めたことが独自のモデルです。ノウハウを横展開して、ボランタリーチェーンも始めていますが、母体となる直営店の売り上げは今どれくらいになるのでしょうか。

 直営は横浜と新たな拠点である東京・恵比寿でやっていまして、リノベーションの売り上げとしては10億円くらいです。この直営店はボランタリーチェーンで展開するための、さまざまなことを試す店舗でもあるため、直営をもっと伸ばしていこうという考えはありません。体制に関しても、直営店で経験を積み、このモデルを理解した人が加盟店のコンサルティング業務をしていく流れになっています。

――あくまで「リノベ不動産ネットワーク」としてどう影響力を発揮していくかということが重要なわけですね。このVCは2014年の後半頃からスタートしたわけですが、今何社が入っていますか。

 加盟店は240社あります。グループ全体では月間80~100件のリノベーションを受注できていまして、年間ベースでは1000~1200件ほど。1年前は500件ほどでしたから、着実に増えてきています。

――リノベーションの請負単価はどれくらいなのでしょうか。

 直営を例に取ると例えば70平米の中古マンションのリノベで1000万~1200万円がボリュームゾーン。フルオーダーでやった場合1400万~1500万円。デザインをややそぎ落としたものだと700万~900万円ですね。

「新築需要」減に焦り

――中古リノベ系のボランタリーチェーンとしてはかなりの規模だと思いますが、なぜそれだけ多くの人が加盟したいと希望するのでしょうか。

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