住環境ジャパン 深見栄太 常務取締役
ワンストップリノベで15億円
中古マンションリノベーションを中心に、リフォームで15億円以上を売り上げるのが住環境ジャパン(東京都世田谷区)だ。昨年は本社に初のショールームを構え、不動産からリノベーションまでのワンストップサービス「ReoLabo(リオラボ)」を展開するなど、新たな動きを見せている。深見栄太常務取締役に、今と今後を語ってもらった。
【聞き手/編集部 高田遙介】
――リフォーム、リノベーション事業と太陽光事業をメインに成長されてきましたね。
リフォーム・リノベーションと、太陽光事業、不動産再生事業(買取再販)の3本柱です。今も買取再販会社のリフォームを請け負っています。
特に力を入れているのがワンストップのリオラボ。リフォームと不動産、2部門の合同事業です。
昨年オープンした本社1階のショールーム「リオラボ」には、月10組~15組の来店があります。目標は月30件の問い合わせ、見込み来店10件、契約3件ですが、今は1.5件から2件が契約につながります。来期は数字のめどが見えてきました。併せて、さまざまな定額制リノベーションの開発にも力を入れています。
――御社は定額制リノベーションを7種類も開発されていますが、これは同業他社でもなかなかないことです。
あと2、3年で10種類の定額制リノベーションを作るという目標があります。これは元々工事会社だったことによる、BtoBの影響が大きいです。さまざまな考え方や設計のノウハウ、収まり方、予算の落とし方など、BtoBの経験があってこそ生まれました。定額制で金額や内容がわかりやすく、お客さんに説明する際にも伝えやすく、双方にとってメリットが多いです。
――ワンストップリノベーションに力を入れることによるメリットは何でしょうか。
トータル予算を考えられるようになることです。中古+リノベだと、中古不動産購入後にこういう感じでリフォームしたいといわれても、予算が限られた状態ではお客さんの理想は叶えられません。
でもワンストップなら、最初から全体の予算を決められる。例えば5000万円の予算だった場合、1500万円のリノベで、3500万円の中古物件、もしくは1500万円の中古物件で3500万円のリノベーション共に可能になります。その上で、価格が固定された定額制リノベーションが大事になります。
――1月には、第7弾「MADE BY ARCHITECT」を発表されました。
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