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グローバルベイス、コロナ禍でも物件仕入れ3割増し

グローバルベイス
野田清隆 常務取締役
1438号(2020/12/28発行)27面
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グローバルベイス 野田清隆 常務取締役グローバルベイス 野田清隆 常務取締役

「世田谷区」軸に年間300戸超販売

世田谷区をはじめとする東京都心にアクセスのよい立地で、高品質なリノベーション済みマンションを提供するグローバルベイス(東京都渋谷区)。設立18年で、売上高153億円をあげて伸長している。2020年5月に大阪ガスのDaigasグループに加わり、仕入れも加速した。成長戦略などを野田清隆常務取締役に聞いた。

【聞き手/編集長 金子裕介】

マンションの人生をリセット

── 前期の販売戸数が323戸、売上高153億1000万円で平均販売価格は4740万円。同業他社に比べて、販売単価が高い点が特徴です。

都心へアクセスがよく、最寄り駅から徒歩10分圏内の立地にこだわっているためです。対象エリアは都心部から城南、城西と東側であれば台東区、江東区、中央区です。23区でいうと世田谷区が最も多いです。再販価格で7000万、8000万円の高額でも非常に売れます。

── 平均面積は62平米と、購入者はファミリー層が多いのでしょうか。

若い一次取得のファミリー層の方もいらっしゃいますし、逆に、そういう方々の親御さん世代が、郊外の家を売ってお子さんの近くにお買い求めになるというケースもあります。ニーズが複合的になっているというのが最近の特徴です。

──仕入れは、直接ユーザーから買い取りはしないのですね。

仲介会社さんとの関係性を重視しています。エンドユーザーから直接仕入れると、仲介会社と競争するポジションになってしまいます。また首都圏は、中小の不動産屋さんから大手仲介会社まで何千、何万人と営業マンがいらっしゃいますので、そのマンパワーを利用した方がよいという当社の考えです。

──都内は特に仕入れ競争が激化し、みなさん苦戦していると聞きますが。

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