BXゆとりフォーム、育休復帰後も活躍できる会社に
BXゆとりフォーム
市川美菜氏・プロジェクトリーダー 平塚幸子氏・都留彩氏
1439号(2021/01/04発行)21面
市川美菜氏・プロジェクトリーダー 平塚幸子氏・都留彩氏
BXゆとりフォーム(東京都豊島区)は、育児休暇を取得した社員が復帰しやすく、働きやすい会社にするために「育休復帰支援プロジェクト」を一昨年7月からスタートした。プロジェクトメンバーは育児休暇を取得した経験を持つ女性営業担当者4人。意見交換や社内意識調査アンケートなどを実施し、育休復帰支援案を検討して役員に向けたプレゼンテーションを行っている。
メンバー3人に、育休復帰をしてから営業をする上での悩みや仕事のやりがいなど、リアルな声を聞いた。
仕事・育児両立目指すプロジェクト
――プロジェクトが発足してからどのようなことが話し合われたのですか。
平塚氏:自分たちの働き方や抱えている問題を話し合い、長く働き続けられるようにするには何をどうしたらいいのか考えました。自分のライフプランを考えて3~5年目で退職する社員がいて、私たちの同期の女性社員の多くが退職していきました。新卒の女性営業社員の半分が入社3年後に営業職を離れるか、離職を選択する現状を変えていきたいです。
――辞めてしまう原因は何でしょう。
平塚氏:育休復帰して働いているロールモデルがいないので将来のことが不安になるんです。営業で復帰したのは私たちが初めて。働き盛りで、共働きしている30代の女性がほぼいません。共働き世帯がこれだけ多い中で、この流れを変えていかなくてはならないと思いました。
――話し合いの結果、どのような支援策があげられましたか。

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