OKUTA、「アパレル×リノベ」で最優...

OKUTA（埼玉県さいたま市）が、LIXIL秋のリフォームコンテスト2021の「新ビジネスモデル」部門で最優秀賞に輝いた。取り組んだテーマは「未来顧客の創造〜新形態のショールーム～」、受賞対象となったのは「アパレル×リノベーション」をテーマとした新店舗「LOHAS studio調布PARCO店」。オープンから1年、今回のショールームでの取り組みにおける特徴や今後への展望などを、同社の小泉太社長に聞いた。

【聞き手／報道部長　福田善紀】

OKUTA　小泉太 社長

「アパレル×リノベーション」という挑戦

――受賞おめでとうございます。今回応募したショールームの概要を教えてください。

昨年5月13日に「LOHAS studio調布PARCO店」をグランドオープンしたのですが、「アパレル×リノベーション」をテーマに、LOHAS studioブランドとして初の試みとなった商業施設内アパレルフロアへの出店です。セレクトショップのFREAK'S STOREとコラボレーションして、ショールーム内で同社の商品を展示しているのが特徴ですね。店内では、趣味やライフスタイルと融合したテレワークと打ち合わせスペースで構成されています。

――アパレルブランドとのコラボ形式で出店したきっかけは？

コロナ禍で、テレワークをベースにインサイドセールスに大きく舵を切りました。京王線沿いに店舗を一つ作りたいなと思っていた時に、調布PARCOから声をかけてもらいました。PARCOからは「アパレルフロアにあえて入ってもらうことで、違う価値を出したい」と言われたんですね。FREAK'S STOREとは会社同士で付き合いがあったことと、同社のサステナブルなコンセプトにも合うということで、ポップアップ的に商品を置かせてもらうようにしました。