建材や住宅設備のECサイトや住宅事業などを手掛けるサンワカンパニー(大阪府大阪市)は、10月1日に「ミラタップ」に社名変更する。大きな転換と共に会社の認知度を高め、購買につなげていく施策だ。住宅FCなど新施策も進める同社の山根太郎社長に事業方針を聞いた。
2027年まで営利100億円目標
認知度拡大に向けたアクセルを
山根太郎社長
10月1日にミラタップの社名変更
──2024年9月の売上計画は175億円と上期時点て進捗率48.2%と順調に推移しているようですが、来期は社名変更を控えています。
今期は社名変更も控えている兼ね合いで、サンワカンパニーという名前への認知度拡大の投資の意識決定ができませんでした。売上の伸びが想定通りいきませんでしたが、来期10月1日から社名を変えるので勝負期です。BtoCビジネスでは、認知度70%までは認知度と売り上げの伸びが比例すると言われています。現状は、他社との社名間違いを考えると私どもの認知度が1%ぐらい。0%から70%にするのとそこまで変わらないと考え、ご認知による他社投機が起こらないように社名変更に踏み切りました。後、社名変更の理由は海外商標が取れるようにですね。三和シャッターさんが三和コーポレーションで商標を取られている国では、類似商標は取れないことがありました。
実はこの社名変更の意思決定は5年くらい前にしていたのですが、良い名前が出てこなかった。SEOに強い、国内外の商標が取れるなどの条件に合うものを羅列し、そこからコンセプトに合ったものを選ぶのに時間がかかりました。

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