不動産業界に特化したDX支援サービスを提供するいえらぶGROUP(東京都新宿区)は、物件や顧客管理、契約書作成など一連の業務をワンストップでサポートすることで、これまでに約1万5000件のユーザーにサービスを提供している。最近では、これまで業務効率化されていなかった買取再販やBtoBを手掛ける事業者への導入を推進。同社の三津田貴紀執行役員にこれからの事業方針を聞いた。
不動産会社の業務効率化を
ワンストップで
三津田貴紀
執行役員
──いえらぶGROUPでは、どのような事業を展開されているのでしょうか。
不動産会社に特化した業務効率化を提供しています。ホームページや物件登録システム、顧客・在庫管理や契約書作成など、不動産業を1つのクラウドで完結する世界線を目指して運営しています。
現状は、不動産、売買領域ではワンストップでできるサービスがほぼありません。各ソフトウェア事業者がサービスを点で提供しても、面にはなっていない。例えばユーザーが顧客管理業務を解決するサービスを入れたが、次は自動追客できるサービスも欲しいとなると、それが可能な別のシステムも入れて、ということが往々にして起こっています。

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