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フレッシュハウス社員のやる気がUPする...

フレッシュハウス 社員のやる気がUPする経営とは?!

フレッシュハウス
佐野士朗 社長
1089号 (2013/09/17発行) 9面
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リフォーム産業フェア+工務店フェア2013セミナーリポート(10)
フレッシュハウス

東京ビッグサイトで行われたセミナーを紙面で紹介しています!第10弾は、社員のモチベーションを上げる経営についてです!

フレッシュハウス 佐野士朗 社長
フレッシュハウス
 佐野士朗 社長

≪タイトル≫ 年商60億円突破へ東日本No.1狙う社員をやる気にさせる経営

 毎年着実に売上実績を伸ばしているフレッシュハウス。年商はまもなく60億円に届く。東日本トップレベルの同社の、社員をやる気にさせる経営方法を佐野士朗社長が語った。

三畳からのスタート

 1995年に44歳で独立したときは、自宅の三畳ほどのスペースが事務所でした。その後22坪の事務所に移り、次に58坪のRCの建物、そして374坪の現在の本社になりました。最初の事務所では建物の見栄えが悪く、お客様の信用がいまひとつだったので、今はショールームにかなり力を入れて、お客様に長く滞在してもらえるよう心掛けています。

 またテレビチャンピオンに出演したことが、大きな宣伝となり、今でもお客様への訴求力になっています。社員のモチベーションも上がり、いろいろな賞も受賞するようになりました。インテリア産業協会会長賞も頂いて、腕が上がったかなと、自負しています。対外審査の前には、年2回の社員決起大会で、毎月提出させている社員が撮ったビフォア・アフターの写真を展示して、社内審査をします。それが受賞率の向上につながっているようです。

企業理念と経営方針の確立

 社員をやる気にさせる経営を考えたとき、松下幸之助氏の説く企業成功の3条件、「経営哲学・経営理念が確立できれば50点」「社員ひとりひとりの内なる創造性を引き出すことができれば30点」そして残り20点が戦略・戦術だという言葉を参考にしました。

 自社の企業理念を「フェア精神とプラス思考を原点に、いつも生き生きと行動し、よりよい住環境の創造と縁あるひとりでも多くの人々の幸せを追求し社会に貢献する」とし、プラス思考としては、景気が悪くて他社が営業をかけないときも、外に出れば総取りだという考えで動きました。

 そのおかげか、欲しい人材も集まり採用も活況です。また出店するのも以前より安い費用でできるので、景気が悪いのもありがたいかなと思えます。縁としては、そのとき成約できなかったお客様も大切にして、その後も年3回は案内を出しています。

 経営方針は「人のうらやむ会社にする」と決めました。設立当時は事務所も含めて社員に対する条件が悪かったのですが、今では福利厚生も充実して、多少は近づいているかなと思っています。そして更なる成長のためには、スピード対応とショールームの設置です。リフォームには当然スピードが大切ですし、ショールームがあることでユーザーの安心感が高まることは明らかです。

 アンケートにも、競合他社と比べたときショールームがあったからフレッシュハウスに決めた、という回答がありました。もちろん単価アップにもつながります。

 将来の展望としては、3年以内に売り上げ100億円、営業所36ヵ所、社員320名を目指します。―――

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