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ミナミサワ、「後付け」水栓でこだわりのモノづくり

ミナミサワ
南澤俊文 専務
1200号 (2016/01/12発行) 4面
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ミナミサワ 南澤俊文専務

ミナミサワ 南澤俊文専務

「メードイン長野」にこだわり

 「後付け」にこだわった自動水栓メーカーとして独自のものづくりをしているのが、ミナミサワ(長野県長野市)だ。大手メーカーが取り扱わないニッチな分野で、2度のグッドデザイン賞を受賞している。企画開発から製造、販売まで自社で行うこだわりや今後の展望を、同社の南澤俊文専務に聞いた。

独自の開発、技術力が強み

―― 小便器用自動洗浄器「フラッシュマン」は、既存のトイレのまま自動水洗化できる、省コスト、省施工の製品ですね。

 当社は私の祖父である先代が、冬の凍結で水道管が破裂するのを防止する「不凍栓」の製造、販売から創業しました。しかし、父が社長を継いで大量生産体制を整えた頃には、義務化の規制が緩和されてしまいました。そこでもともと水抜きの自動化を試みていた父は、当時長野で水洗化が進んだトイレに着目しました。既設の小便器に装着して自動洗浄する「フラッシュマン」を開発し、改良を重ね、今もロングラン商品になっています。

ミナミサワ 後付け式フラッシュマン後付け式フラッシュマン

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