ジャパンベストレスキューシステム、リフォーム会社のリペア支援へ
ジャパンベストレスキューシステム
笠井篤史 取締役執行役員 リペア領域カンパニー長 兼会員領域カンパニー長
1229号 (2016/08/23発行) 12面
ジャパンベストレスキューシステム
笠井篤史 取締役執行役員 リペア領域カンパニー長 兼会員領域カンパニー長
ジャパンベストレスキューシステム(以下JBR・愛知県名古屋市)は、経営不振に陥っていたリペアワークス(神奈川県相模原
市)を5月に買収した。生活トラブル解決の駆けつけサービスを提供するJBRでは、譲り受けたリペア(補修)事業を武器に、リフォーム会社とのアライアンス(連携)を強化していく計画だ。笠井篤史取締役執行役員にその展望について聞いた。
30万件の困りごと解決
――リペアワークスさんの事業が御社に譲渡されてしばらく経ちましたが、今、どんな状況ですか。
リペアワークスの会社組織はなくなり、今はリペア事業部として約60人の社員が引き続き在籍しています。フランチャイズ(FC)事業は廃止しました。ただ、今までのFC加盟店さんもいますので、そのお店にJBRの協力店という形で再度契約してもらっています。リペアワークスがやっていた売り上げ保証や案件保証の制度は一切なくしました。FC展開における売り上げ保証は、経営的に無理なスキームだったと思っています。
――今まで御社ではやっていなかった、床面や壁のリペア事業を譲り受けた理由は何ですか。
JBRグループの加盟店は、鍵、水まわり、ガラスの交換などで年間約30万件の顧客の家に駆けつけていますが、売り上げ単価を上げるツールとして、リペアが一番はまるだろうと考えました。加盟店さんにリペア技術を習得していただき、お客様の困りごとの対応範囲を広げてほしいと考えています。
――リペアは単価が低いので、リフォーム会社があまりやりたがらない分野でもあります。

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