LIXIL「SPAGE」開発者に聞く、自宅の浴室で非日常空間を提供したい
LIXIL
浴室事業部 浜田広一 浴室開発部部長
1234号 (2016/09/27発行) 55面
LIXIL浴室事業部 浜田広一 浴室開発部部長
「肩湯」や「打たせ湯」などで、入浴そのものを楽しめるバスとして、人気を集める「SPAGE」。約2年前の販売開始以降、右肩上がりの販売実績を残し、現在でも前年同月比120%の売り上げを記録している。商品開発をした浜田広一浴室開発部部長に誕生の経緯、コンセプトを聞いた。
概念は「暮らしを良くする」
――「SPAGE」は2014年8月の発売以来、大きな反響を呼んでいます。開発の経緯やきっかけとなった出来事などについてお聞かせください。
過去の浴室リフォームは、営繕目的がほとんどで、付加価値をつけるにしてもデザインにこだわるなど見た目の価値に偏りがちでした。そうではなくもっと「暮らしを良くする」ものとして入浴自体をリラックスして楽しめるような商品を生み出したいと考え、2012年から社内で議論を開始したのです。

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