資料を公開していただいたのは...
エスユープレイス(神奈川県横須賀市)
佐久間太貴 代表(右)
五百木康羽 氏(左)
2010年、佐久間太貴代表が地元横須賀市にエスユープレイスを創業。横須賀市を拠点に、佐久間代表含む営業スタッフ2人、内勤スタッフ2人で、外壁塗装をメインに年間1億8000万円を売り上げる。手がける棟数は年間150棟ほど。営業マンの五百木さんは、2018年の9月に入社し11月には単独で営業活動を開始。昨年は月間1000万円以上を売り上げるなど、目覚ましい成長を遂げている。
他社と比較されても隙のない細かさ
成約率が82~83%と驚異的な高さを誇る、エスユープレイス(神奈川県横須賀市)の佐久間太貴代表。見積書は、他社と比較され質問を受けても、きっちりと説明できるように信憑性高く作ることがモットーだ。発注する塗料の缶数、外壁や屋根の塗装面積なども事務スタッフと連携し細かく数字を拾う。見積書の工夫点を紹介する。
見積書は提示する5プラン毎に機能比較や仕様書、見積提示という流れ
プランごとに詳細見積を提出している
ココが技ありポイント (1)
商談後、施主だけでも理解できるわかりやすさ
塗料はグレードごとに色分けし、5プランを提示。また塗料別の耐久性や耐水性、特徴をわかりやすくまとめた表も添えて、施主自身がお財布事情に合わせて比較検討しやすい作りになっている。「シリコン塗料は昔主流だった塗料です。悪くはないんですが...と説明していくと、フッ素塗料を選ばれる方が多いですね」(佐久間代表)
グレードごとに、耐久性・防水性・美観性・遮熱性をチャート表にまとめる
ココが技ありポイント (2)
一式表示は避ける雨戸もサイズごとに単価提示
プランごとの詳細見積もりでは、一式表示は避け、工事の項目ごとに細かく数字を拾っていく。
例えばサイズの異なる雨戸が数カ所ある場合、一式でまとめてしまいがちだが、サイズごとに何枚あるか、単価はいくらになるのかを記載している。また、補足の説明も細かく入れ、分かりやすい内容となっている。
塗装工事専門の帳票を提供
エスユープレイスが利用する見積書フォーマットを提供しているのはオーテック(和歌山県和歌山市)だ。リフォーム業界に特化した統合利益管理システム「りふぉーむくん」を提供する同社では、1999年からリフォーム会社支援を行っている。2006年から全国の塗装業に向けシステムやノウハウを開発してきた。
「塗装工事専用の見積書は、誰でも短時間で簡単に作成でき、成約率が高くなるように作られています」(大島明社長)
システムの導入実績は500社を超えており、そのうち塗装会社で見積もりを含む帳票類を利用している企業は100社を超えている。
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