専門スキル習得の場を提供
省エネに関するさまざまな普及啓発活動を行うのがForward to 1985 energy Iife(埼玉県さいたま市)だ。同団体の目標は、家庭での合計エネルギー消費量と電力消費量を現在の約半分である1985年レベルまで削減すること。1985年頃の電力消費の状況になれば、原子力発電は不要になりそうなことが分かっているためだ。具体的な活動内容について辻裕介副代表理事に聞いた。
省エネの魅力、伝える力が重要
「きちんと省エネ住宅を作るために、温熱・省エネの専門スキル向上の場を提供することを主軸に活動しています」と辻副代表理事は語る。同団体では、省エネやパッシブデザインを基本から勉強する場としての「温熱カレッジ」「1985リノベ学校」などを行っている。また、生活者に省エネについてアドバイスできる人材を育成する資格制度「暮らし省エネマイスター」、同資格者が実務的に活動する「1985地域アドバイザー拠点」の支援なども実施。
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