自社に造作家具の工房
日本住宅リフォーム産業協会(通称ジェルコ・東京都中央区)は、優れたビジネスモデルを表彰するコンテストを実施した。5社を選出し、経済産業大臣賞にはキッチンワークス(北海道札幌市)が選ばれた。
キッチンワークスはリフォームとともに提供する造作家具を自社工場で作っている
3年で倍増の年商6.9億円
キッチンワークスは年商6億9000万円の総合リフォーム店だ。なんとこの売り上げは3年で倍増。この成長のきっかけとなったビジネスモデルの構築が今回の受賞につながった。
同社はリフォーム工事と合わせて収納・家具の提案と設計、制作、取り付けについて自社で実施していることが強みだ。改修と収納家具の提案を合わせることにより、将来性と波及性の観点から消費者が抱える収納への悩みを解決してきた。これにより、顧客満足度の向上と単価アップを同時に実現したことが高く評価された。
これを実現しているのが自社の家具工場だ。一般的に収納や家具を造作すると外注の手間やコストがかかるが、同社は内省化することで低コストでスムーズに行うことができる。
なぜ同社は家具工場を持っているのか。荒井俊吉社長はその秘密を教えてくれた。
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2025/07/31掲載