コーナン、リフォーム250億円計画

ドイトの事業を承継、首都圏を強化

　ホームセンター大手のコーナン商事（大阪府堺市）は、2025年度のリフォーム売上高250億円を目標に掲げ、事業強化を進めている。11月29日には、ドイト（埼玉県さいたま市）のリフォーム事業とホームセンター事業を来年2月1日付けで承継することを発表した。

　ドイトは首都圏を中心にホームセンターを展開。全15店舗中13店舗でリフォーム工事に対応しているだけでなく、リフォーム専門店「ドイトウィズ リ・ホーム」を1店舗運営している。同社のリフォーム事業とホームセンター事業を合わせた年間売上高は148億800万円。一方のコーナン商事は関西を地盤とし、首都圏での店舗展開が全356店舗（2月末時点）中40店舗に留まっている。ドイトの店舗を引き継ぐことで、首都圏の店舗網の拡充を図る。