全体水準はマイナス
人材紹介事業を行うヒューマンタッチ(東京都新宿区)が運営するヒューマンタッチ総研はこのほど、建設業の給与について増加傾向にあり、2カ月連続マイナスの全体水準を上回っていることを明らかにした。
これは、厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)から建設業の給与動向をまとめたもの。それによると、建設業の常用労働者1人平均月間現金給与額は大幅に増加しており、月間現金給与額は2015年に製造業を上回っている。
2019年月別の常用労働者の1人平均月間現金給与総額の伸び率を見ると、全産業計ではわずかに前年を上回った6月以外はすべての月で前年割れとなった一方で、建設業では前年割れとなった7月以外はすべての月で前年を上回っている。特に、8月は6.2%増と大幅な伸びで、産業全体の平均では給与が減少する中、建設業では増加基調であることが分かる。
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