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ケィ・ディック、シニアユーザーにIoT体験を

ケィ・ディック、シニアユーザーにIoT体験を

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リフォーム産業新聞イメージ画像17

富山県の地域家電店ケィ・ディック(富山県富山市、黒田保光社長)では、家電販売に留まらずリフォーム、介護、ケーブルテレビなど、さまざまな事業を展開している。これらの事業はすべて「地域に住人の生活を守る」というテーマが根底でつながっている。店内を改装し、高齢者のためのIoT製品体験施設「IoTラボ」を開設したのもその一つだ。

同社は、金物店として130年の歴史を持つ老舗企業。黒田金物店として創業後、時代に合わせて家電、CATVの設置工事、電気設備工事、リフォーム事業、介護事業と展開し、社会や地域のニーズに対応してきた。

「お年寄りだけの高齢者世帯がどんどん増えているという地域性があります。地域包括ケアとも連携したIoT提案の必要性を感じています。次の展開として、宅配弁当のように高齢者世帯に喜ばれるパン屋の事業もスタートする予定です」(黒田保光社長)

顧客に対して、まさに「家族のような」サポートを行っている同社にとって顧客情報管理は重要なテーマだが、長年社員の「勘(かん)ピュータ」に頼ってきた部分があった。そこで、基幹システムとしてメディアネットワークジャパン(東京都北区)の「羅針盤」を導入。「お客様のちょっとした癖」などの細かい情報についても社内で共有化することで、顧客との関係づくりや提案力アップにつなげている。「長年顧客管理システムを探し続け、ようやく5社目で羅針盤にたどり着きました。お客様の安心感をより高めるためにICTのサービスも活用する予定です」(黒田保光社長)

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