ジョイフル本田のリフォーム、2期連続増収へ 暮らし全般を提案する大型店舗が後押し

ホームセンターのジョイフル本田（茨城県土浦市）は、「暮らし」をテーマに5つのゾーンに分けた大型店舗の開設によりリフォーム事業を拡大している。2025年6月期の同事業売上高は、2年ぶりに増収となった前期の143億円を上回る数字で着地する見込みだ。

同社は北関東を中心に17店舗を展開している。ホームセンター事業と住宅リフォーム事業の2つの事業を手掛けており、前期年商は1268億円。住宅リフォームは全店舗で受注し、年間工事件数は約5万件ほどとなっている。

インテリアも併せて展示

同社の売り上げ増を後押しするのは、2023年4月に群馬県吉岡町にオープンした「ジョイホンパーク吉岡」だ。東京ドーム2.8個分の敷地面積の中に、従来の店舗とは異なる5つのゾーンを設けた。職人向けの商品を販売する「プロゾーン」、家具など生活全般を提案する「リビング・スペースゾーン」、ガーデン関連を展示する「ウェイズ・オブ・ライフゾーン」、日用品を陳列する「デイリーゾーン」、アウトドア、ホビー用品を販売する「ホビー／バラエティゾーン」の5つだ。

ジョイホンパーク吉岡のリフォーム売り場ではカーテンやインテリアの販売コーナーとの境界線をなくした

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