エコハウスの設計、法人・行政のコンサルを手がけるエネルギーまちづくり社(東京都港区)。今年の冬、福島県の広野町とともに断熱DIYワークショップを開催した。リフォームの価値を事業者・消費者に啓蒙する活動について聞いた。
消費者の学びから始まるエコシステム
自分で断熱対策
広野町ワークショップの様子。障子にポリカツインを張り、断熱障子をつくっている
「今年は政府や自治体から省エネ補助事業に関する潤沢な補助金が出る。おすすめしていくことも重要だと思いますが、まず消費者に自ら学 んでもらわないといけないと思う」。そう語るのはエネルギーまちづくり社の役員・丸橋浩氏だ。
同社はエコハウスの設計、法人・行政向けのコンサルを手がけている。近年は消費者に断熱への関心・知識を持ってもらうための断熱ワークショップを開催。今年の冬も福島県の広野町から依頼を受け、移住者・町民を対象に築30年の戸建てを利用したDIYワークショップを開いた。
2日間の講習では、畳の下に透湿防水シートを敷いて隙間風を防ぐ、4mmのスタイロフォームを敷く、和室の障子にポリカツインを組み込み断熱障子を作るなど、素人でも実践しやすい断熱方法を伝授。参加者は班に分かれて大工から技術を学んだ。
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