スケッチから一瞬でパース生成可能
アクチュアル(京都府京都市)は、建築・内装設計、工務店向けのAIプラットフォーム「ArchiX( アーキエックス)」に、新機能「AI画像編集」を追加した。
ArchiXは、新築やリフォームのプレゼン業務を支援するAIツールで、「パースから動画生成」「スケッチからパース生成」「AI議事録・要約」「チャット機能」など、提案に必要な工程を1つのツールで完結できるのが特長だ。中小工務店や設計事務所の声をもとに開発した。
同社調べによれば、ArchiXの導入により、従来は2〜4週間を要していた初回提案が最短1日で可能になった。さらに、パース制作を外注から内製化した場合、外注で1枚1万〜3万円かかっていたパース制作費が、約30円にまで圧縮できる。
新機能の「AI画像編集」は、生成した建築パースや写真の一部を自然に修正できるもの。従来の画像生成AIでは、画像全体が再生成されるため部分的な修正が難しかったが、同機能では「部分指定×参照画像」によって、修正したい箇所をブラシで選択し、構図やトーンを保ったまま置き換えが可能になる。
部分修正にも対応する
これにより、営業マンやプランナーは顧客の要望を反映した修正パースを即時に生成でき、最初の提案から再提案までをワンストップで完結できるようになる。「営業現場では完成後の具体的なイメージを提示できるため、契約率の向上も期待できます」と、マーケティングディレクターの杉浦郁美氏。
同社は美術・建築のバーチャル展示などで培った映像再現技術を生かし、AIを建築の新たな「道具」として位置づける。 杉浦氏は「誰もが自在に使いこなせるAIで建築の思考に寄り添い、つくり手を支えたい」と話す。今後はパースだけでなく、写真を取り込み、水回り住設の交換などリフォーム分野での活用にも対応していく方針だ。
マーケティングディレクター 杉浦郁美氏
最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1679号(2026/01/05発行)4面
-
1679号(2026/01/05発行)3面
-
1678号(2025/12/22発行)5面
-
1678号(2025/12/22発行)5面
-
1678号(2025/12/22発行)3面








