x garden、モデルルームを瞬時に作成

内見サービスアプリ「AR内見」

実際のアプリでの家具配置イメージ

AR・VRをはじめとしたXR技術を提供するx garden（東京都渋谷区）が、ARを活用した内見サービス「AR内見」の開発を進めている。アプリを利用することで、ARグラスやiPad上でバーチャルのモデルルームを生成することができる。生活動線や、家具を置いたときのイメージを確認することが可能だ。

「ARには購買体験を楽しく、便利にする力があります。内見は昔からやり方が変わっていないので、AR内見を利用し、従来の体験をアップデートして楽しんでもらいたいです」（代表取締役松谷遼CEO）

アプリの使い方は、最初にスワイプ操作で部屋の形や間取りを入力。その後、ドラッグ＆ドロップの操作で、あらかじめデータとして入っている3D家具を配置する。最後に、作成した部屋の家具の配置を端末上にARとして表示させる。配置した家具は自由に移動でき、自分の好きな部屋にカスタマイズすることが可能。家具を置いたとき、どのくらいのスペースを使うのか、生活動線がどのようになるのかなどを確認できる。作成したデータはサーバー上に保存でき、いつでも再利用することが可能だ。

アプリは現在開発中で夏頃リリースを予定。フリープランと月額制有料プランを選択することが可能。利用料金は未定だが、数千円での提供を予定している。