北欧リノベ「リフォルコ．」始動 タカヤ

　総合建設業のタカヤ(岩手県盛岡市)は、拡大強化中の中古再販事業の1つとして、北欧デザインのマンションリノベーションブランド「REFORCO.(リフォルコ.)」を始動させた。

トーカンマンション第2開運橋

　11月8、9日には盛岡市内の3部屋を同時公開して、グランドオープンイベントを開催。周辺住民で30～60代の単身～2人世帯を中心に2日間で約190組が来場し、反応は上々だった。

　「リフォルコ.」は、北欧が岩手と気候的に似ていることから、暮らしによく馴染むデザインとして提案するリノベーションマンション。インテリアコーディーネーターの専門スタッフ達が間取りからインテリアまでデザインし、北欧スタイルの魅力を伝える。グランドオープンイベントでは同ブランドで同社初となる3部屋として、「無垢の床と北欧アンティーク家具に囲まれてくつろげる部屋(トーカンマンション第2 開運橋)」「ステンレスと木の組み合わせでヴィンテージ感漂うシックな部屋(グリーンビレッジ盛岡)」「映画『かもめ食堂』スタイルのお部屋(パークハイツ桜城)」
を用意。

　告知は地元情報紙への広告や新聞の折り込みチラシなどで事前に行い、新規客が多数来場した。来場者は「リフォルコ.」に関心を持つ層のほか、持ち家を北欧スタイル風にリノベーションしたいという相談内容の人も多かった。

　また12月6、7日には昨年リニューアルした盛岡本宮ショールームでのクリスマスイベントも開催予定。「リフォルコ.」に関する写真のパネル展示や、北欧雑貨・クリスマス雑貨の販売、キャンドルづくりのセミナーなどのほか、北欧スタイルのリノベーションに関する相談会も行う。

　来春には「リフォルコ.」の新しいモデルルームも盛岡市内で2部屋オープン予定。同社は今後も「リフォルコ.」を中古再販の注力新規事業の1つとして進めていく。