新規ルート開拓支援ツール登場
コロナ禍で、展示会やイベントの中止や延期が相次いでいる中、建材メーカーと建材商社・販売店をマッチングさせる新規ルート開拓ツールが登場した。開発したのは塗料商社のコジマヤ興業(静岡県袋井市)だ。坂井秀徳社長に聞いた。
コジマヤ興業が開発した建材ビズコネクションは、コロナ禍で、新規のルート開拓営業に困難を極めている建材商社・販売店向けに適した新ツールだ。
建材販売店の新規ルート開拓営業は、紹介やテレアポが主だが、実際はアポなし訪問も多い。正攻法でいくとなかなかキーマンである責任者につないでもらいにくい現状がある。工務店やハウスメーカーなどは一度取引業者を決めるとそう簡単に変更しないという側面もあるが、取り扱う建材の種類が異なる建材販売店同士は同じ工務店と取引があってもコミュニティは乏しく、情報共有をする機会も少ない。
そこで同社では、建材販売店同士をマッチングし、それぞれの得意分野が活かせるよう、互いの取引先を紹介できる場をサイトとして創出した。登録会社は、互いの手持ちのカードを交換するように1社紹介すれば、必ず1社紹介を受けることができる。確実に紹介案件に繋げられる上、決裁者までスムーズにたどり着ける新しい新規ルート開拓ツールだ。

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