INIT(東京都世田谷区)は9月、東京都江東区のTOC有明でライフスタイルの総合展示会「MONTAGE(モンタージュ)」を開催した。今回で32回目となる同イベントはインテリア、ガーデニング、アウトドアのカテゴリーを中心に構成し、99社が出展した。
鉄工所から生まれた佐久間工業の「SIKAKU」シリーズ
やわらかな色合いやフォルムが印象的な「ferm LIVING」
切り花とメッセージを合わせて送れる「一輪箋」
鉄工所を営む佐久間工業(岐阜県大垣市)は、自社ブランド「SIKAKU」のなかからペグボードやパラソルスタンド、サインボードなどを展示。商品はあえて作業跡を残し、量産品にはない色ムラや手触りなど、鉄の素材感を生かしたつくりとしている。
北欧デザインの雑貨や家具をセレクトするKODESIGN CONCEPT(東京都港区)は、デンマークのインテリアブランド「fermLIVING」のなかから、ソファやランプ、ミラーなどを展示し、部屋の1室を再現した。同ブランドは、主に女性チームがデザインを担当しており、温かみのあるカラーリングと機能性を兼ね揃えている。
花器メーカーのクレイ(大阪府河内長野市)は、一輪挿しと保水キャップ、専用ケースがセットになった「一輪箋」などを展示。別途購入した切り花を入れ、切手を貼りポスト投函ができる。
「ケース外側にはメッセージを書くことができます。季節の便りやDMの代わりに、OBフォローの際に活用いただきたいです」(営業部・平野拓朗氏)
同イベントには3日間で3722人が来場した。次回は2025年2月12〜14日の3日間、東京都千代田区の科学技術館で開催予定。

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