優良ストック住宅推進協議会(東京都千代田区)は記者会見を開き、2023年度のスムストック成約数が前年度比11%増の2090件になったと発表した。08年度開始以来初の2000件を超えて、過去最高件数となった。累計成約件数は1万9727件。
過去5年の件数の推移
ハウスメーカーの中古住宅が流通
同協議会は大手ハウスメーカー10社と各社グループにより設立された。スムストックは、加盟企業の住宅で同協議会が定めた共通基準を満たした優良な既存住宅。共通基準は3つ。1つ目は、住宅履歴データベースの保有。新築時の図面、リフォームやメンテナンス情報が管理・蓄積されていることが条件だ。2つ目は50年以上のメンテナンスプログラム。計画通りの点検・修繕に加え、査定時点検を実施し、基準を超える劣化事象がないか確認する。3つ目は新耐震基準レベルの耐震性の保持。この基準を満たした既存住宅を同協議会は優良としている。加盟企業は旭化成ホームズ、エス・バイ・エル、住友林業、積水化学工業、積水ハウス、大和ハウス工業、トヨタホーム、パナホーム、ミサワホーム、三井ホームの10社。
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