住宅省エネ2024キャンペーン4事業のなかで、予算消化が最も進んでいる「給湯省エネ2024事業」。予算消化率は10月7日時点で66%に到達した。給湯器の設置に合わせて、既存の電気蓄熱暖房機や電気温水器の撤去工事費も補助する「撤去加算」の消化率は77%。9月19日に当初予算である約40億円の80%に達したため、5億円が増額されることとなった。
ハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」
好評を受けて給湯器メーカー各社では同事業とした連動したPRを継続的に行っている。8月22、23日の2日間にわたって開催された住宅総合建材の展示即売会「ジャパン建材フェア」でもその様子が見られた。
リンナイ(愛知県名古屋市)のブースではハイブリッド給湯器「ECO ONE」が展示された。通常時は電気ヒートポンプでお湯を沸かし、お湯の需要が急激に増加した時は高効率ガス給湯器「エコジョーズ」がバックアップするという効率的な仕組みで、トップクラスの省エネ性能を実現する製品だ。
「今なら購入時に最大15万円の補助金を受けることができますし、さらに年内は1万円のキャッシュバックにつながるキャンペーンも行っています。それだけでなく、ECO ONE導入後は、月々の光熱費が大幅に節約されることを強調してお伝えしています」(ブース担当者)
実際、ECO ONE公式サイトでは、導入することで現状から光熱費がどのくらい変化するのかシミュレーションすることが可能。リンナイブースを訪れた来場者のなかにはスマートフォンを操作しながら担当者の話に耳を傾ける姿も見られた。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/02/04更新)
-
1635号(2025/02/03発行)2面
-
2025/1/30
-
WEB限定記事(2025/1/1更新)
-
2025/01/24