住宅・設備建材商社の平田タイル(大阪府大阪市)は7月10、11日、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で住設展示会「平田感謝祭オレンジフェア2015」を開催。2日間で5528人が訪れた。受注額は前年を5億円上回る70億円。

にぎわう会場の様子
53回目となる今回は、初めての試みとして、飛び込みで訪れるエンドユーザー向けの相談窓口を設置。徳田祥恭社長は「展示会は一般の方に"平田タイルブランド"を知っていただくチャンス。接遇力の充実でさらにアピール力を強める」と話す。
展示会には、52社のメーカーが出展。一般のエンドユーザーへのPRブース、「リフォーム横丁」には「住まいの相談窓口」を設けた。窓口対応は、パートナー工務店20社が持ち回りで担当。
「工務店の対象地域のお客様が見えたら、すぐ商談に入ってもらえる。別の地域のお客様でも、そのエリアのパートナー工務店を紹介できるので、お客様、工務店ともにメリットがある」(明正博之部長)
リフォーム横丁入り口に、パートナー工務店がPR物をディスプレーするボックス型スペースを用意。ミニチュアのようなユニークな展示となった。
同社は展示会に先駆け、これまで平田タイルとは接触のなかった新規ユーザーにアプローチしようと、今回初めて、住宅地の集まる大阪北部を中心に、展示会への招待広告を掲載。「住まいの相談窓口」に常駐していたパートナー工務店のスタッフは、「新規客と出会う機会になれば」と意気込んでいた。
そのほか、女性に人気の手作りタイルクラフト、タイル貼りデモンストレーションなども実施。岡山県や広島県からも来場者があり、会場はお祭りムードでにぎわった。

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