ガス事業などを営むサーラグループが運営する「サーラプラザ」の集客が好調だ。サーラプラザとは同グループが100周年の記念事業として豊橋と浜松の店舗を改装し作り上げた街のコミュニティスペース(現在5カ所)。豊橋には月に6000~8000人の来場があり、今後来店客へのリフォーム提案も強化していく。

▲料理教室だけでこれだけのメニューを用意
サーラプラザ豊橋が誕生したのは2009年10月。従来は家具や商品の展示が多かったスペースを一新し、地域の人々の集いの場としてリニューアルした。全体で約2000㎡のスペースの11階は住まいのショールームやガスの体験コーナー、カフェなどを配置。2階はさまざまなカルチャー教室を行う場となっている。
集客のカナメとなっているのが、このカルチャー教室で先日、単月の受講者が5000人を突破した。内容はさまざまで、料理教室からヨガやエクササイズ、子供向けの絵の教室やダンス、マナーレッスンなど100種類以上。中には「大人のためのチアレッスン」「日本酒入門」なる変わった講座も用意している。
「特に料理教室は人気でどれも満員です。また、最近は中国語や韓国語の講座の人気も高いです」(リビングサーラ、加納康孝豊橋事務所所長)
今後はこの集客力を生かし、受講者へのリフォーム提案に力をいれる。
「サロンを設けて受講者が長時間滞在するような仕掛けや、講師の方にリフォーム商品などのPRをしてもらう予定です」(加納所長)
サーラグループでは2014年度に50億円のリフォーム売り上げを計画しており、その中核となっているリビングサーラでは今期17億8000万円の売り上げを計画している。

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