新築・不動産など総合建築事業を手掛ける三光ソフラン(埼玉県さいたま市)のリフォーム事業部門では2012年5月27日、自社ショールームにて毎年行っている「我楽多市(がらくたいち)」を開催する。10年以上前から毎年行っているイベントで、会社の存在を地元の人たちに知ってもらうことが目的だ。

▲埼玉県さいたま市に2階建てショールームを展開している。キッチンは12台も展示。
イベント会場では、現場で余った木材やファブリックメーカーから提供してもらったカーテンはぎれの販売、包丁研ぎなどを行う。また、ショールーム内の展示品を特価で販売したり、メーカーの協力で太陽光発電システム、蓄電池、LED照明、エネファームなども展示する。
「毎年200名ほどが来場しています。今回も同様の集客を見込んでいます。すぐにその場でリフォームの契約になるということはほとんどありませんが、会社のことを知ってもらうためには重要なイベントです」(リフォーム&デザイン部課長・染谷昇氏)。
同社ではこのようなイベント集客の他、「サンキューレディース」と呼ばれる2名の女性パートスタッフによるOB巡回を行い集客数を増やしている。同社では約3500棟の分譲住宅ストックを持ち、これらのアフターケアをパートスタッフが1軒1軒訪問している。月100件程フォローしている。
また、3年前に建てたショールームも集客に役立っている。床面積200坪ほどの大型ショールームでキッチン12台、トイレ7台、バス5台、洗面化粧台9台などが展示されており、消費者は様々なメーカーを比較して選べる点がメリット。
同社では月70件受注。年間800件ほどのリフォームを手掛け、年商は6億円。そのうちOB比率は6~7割。今期は5名の営業マン、現場監督2名を中心に、リフォーム売上高7億円を見込んでいる(2012年8月決算)

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