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鈴与ホームパル、キッチン、バスなど4工種に注力新ショールームも開設

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鈴与ホームパル、キッチン、バスなど4工種に注力 新ショールームも開設

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鈴与ホームパル(静岡県静岡市)のリフォーム売上が伸びている。2023年8月期の売上は前年比約30%増の17億5000万円だった。キッチンなど単価の高い4種のリフォームに注力することで単価が上昇。今後はリニューアルしたショールームを活用し、更なる事業拡大を目指す。

静岡地盤に17億円

4種の改修に注力、単価7割増

鈴与ホームパル 静岡店ショールームは 9月にリニューアル。キッチンは「セントロ」を展示静岡店ショールームは 9月にリニューアル。キッチンは「セントロ」を展示

新ショールームで提案スムーズに

ガス顧客経由は25%

鈴与ホームパルは、物流やLPガス事業などを手掛ける鈴与(静岡県静岡市)のグループ会社だ。商圏はガス顧客がいる静岡、山梨、長野の3県がメイン(ガス顧客数は非公開)。そこに7つの営業所を設けてリフォームに対応。

給湯器の取り替えなど、ガス機器工事に関してはエネルギー事業を手掛ける鈴与商事(静岡県静岡市)がメインで対応するが、それ以外のリフォームは鈴与ホームパルが連携して対応している。ガス顧客からのリフォームは売上の全体の25%程度。鈴与ホームパルは自らチラシやウェブで顧客開拓を行っている。

現在は、グループで海外事業やガス販売事業に携わってきた菅野敦氏が社長を務める。就任した3年ほど前から推し進めてきたことの一つが単価アップを図ることだ。

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