初めてエネルギー機器に特化したイベントを開催
東京ガス(東京都渋谷区)は、東京ガスのグループ企業として、ガスの開閉や機器の販売・保守に加え、リフォーム事業も手掛ける企業だ。主な拠点は大田区と神奈川県川崎市で、キッチン、浴室、洗面所、トイレの改修を中心としたリフォームを展開している。同社はイベントの開催による集客に力を入れている。
エネファーム・蓄電池提案を強化
エネルギー機器で売上5.7億円
相談会へ159組来場
同社の2025年3月期の売上高は91億6144万円。そのうちリフォームは14億1094万円。平均単価は120万円から130万円前後。リフォームの売上高とは別にエネルギー機器の売上高は5億7952万円で、エネファームは355台、蓄電池は51台を販売した。「補助金の影響もあり、エネルギー機器や窓の売上が増えてきました」と東大田事業部長の三隅誠氏は語る。
同社が力を入れているのが、イベントの開催だ。年2回の大田区でのリフォーム相談会と、年2回の川崎市でのリフォーム相談会を軸に、メーカーショールームを活用した展示会も開催する。
大田区と川崎市で年に2回ずつ開かれるリフォーム相談会では、キッチン、バス、洗面、トイレなどを展示。TOTOやクリナップ、LIXILなどさまざまなメーカーの設備を1カ所に集めた。「個別にショールームを回る手間がなくなり、喜ばれています」と東京ガスライフバル川崎 ライフバル事業本部 川崎事業部長の遠矢耕右氏は語る。今年2月に開催をした2日間のリフォーム相談会では、159組が来場。イベント後3カ月の落成顧客数は44件、合計85機種で約4552万円の売り上げになった。

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