優良ストック住宅推進協議会、「スムストック」成約好調

10％増の1600棟へ

　ハウスメーカー10社で組織される優良ストック住宅推進協議会（東京都千代田区）は、2月20日に報告会を開催。同協議会が進める既存住宅ブランド「スムストック」の成約が、2008年から16年末時点で累計5981棟に達したと発表した。今年度単体では、対前年比110％の1600棟の見込み。

　スムストックは、参加企業10社が建てた家で「住宅履歴データの整備」「50年以上の長期点検・補修制度」「耐震性性能」を有するものに、高い不動産評価を与えるもの。販売は各社の不動産部門で「スムストック住宅販売士」の資格を持つ社員が行う。建物と土地の価格を別に表記し、建物のスケルトンとインフィル部分それぞれを査定する。