売上高9年ぶり減収、2000億計画遠のく
業界トップ積水ハウス(大阪府大阪市)のリフォームの伸びが止まった。本紙調査による同社のリフォーム売上高は2008年1月期以来右肩上がりで成長を続けてきたが、ここにきてマイナスに転じた。営業利益は増益となったが、近い将来売上高2000億を掲げてきた同社の計画達成からは遠のいてしまった。
積水ハウスのリフォーム売上高推移
ストックビジネス不振、「米国」戸建てに活路
リフォーム売上高は前期比0.7%減の1334億円だった。2016年度、9年ぶりに減収に転じたが、実は、ここ数年成長が鈍化。15年度は0.2%増収にとどまり、低調ぶりが目立っていた。
16年は、そもそも期初計画値を1460億円に設定していたが中間決算時に、1420億円に下方修正。それでも86億円も未達となってしまった。

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