大型リフォーム苦戦
住友林業グループ(東京都千代田区)のリフォーム事業が停滞している。リフォーム子会社の住友林業ホームテックの2017年3月期売上高は、前期比0.3%減の646億円だった。営業利益は17%減の21億円。 売上高期初に掲げた計画値は693億円。消費増税の延期の発表後、中間決算では667億円まで下方修正したが達成できなかった。この理由を市川晃社長は「1000万円を超える大型リフォームの受注単価が減少したことが大きな要因」と話す。
住友林業ホームテックの業績の推移
今期は7%増の693億円を掲げる。同社が得意とする付加価値の高い「耐震・制震ダブル工法」や古民家改修の技術面、マンションリフォームを訴求し、他社との差別化を図る。「前期末の円上回っている。達成は可能」(取締役・佐藤建専務執行役員)

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