リフォーム事業、8社中5社が減収に
大手住宅会社の2016年度のリフォーム売上高がまとまった。8社中5社が減収。思うように売り上げを伸ばせなかった企業が多数を占めた。唯一2ケタ増と好調だったのが大和ハウス工業で、売上高は1055億円。これまでリフォーム事業で1000億円を超えた企業は住友不動産、積水ハウス、積水化学工業に次いで4社目。
大手住宅会社のリフォーム事業決算一覧
大和ハウス工業は営業利益も前年比15%増の130億円と好調。増収増益の理由は、自社で建てた戸建てと賃貸住宅オーナーに対して「インスペクション」と呼ぶ点検・診断を徹底することで、リフォーム需要の獲得に成功。リフォーム事業を担う子会社の大和ハウスリフォームの村井克之社長が推進してきた取り組み。今期の売上高は1100億円とさらなる拡大を目指す。

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