屋根はドローン、床下はロボ
積水ハウス(大阪府大阪市)は、住宅点検サービス「スマートインスペクション」を開始した。
このサービスは、10年ごとに行う戸建て住宅の定期点検のアフターサービスを充実化させるもの。点検項目は屋根上点検と床下点検、小屋裏点検の10項目。
一番の特徴は、高精度画像撮影と即時の不具合判定だ。まず対応機器を一新。CLUE(東京都港区)の半自動操縦ドローン、協栄産業(同渋谷区)の床下点検ロボット、イング(大阪府大東市)の小屋裏点検ロボットカメラを採用した。
ドローンはタブレットの専用アプリで水平移動や高度変更が可能で、操縦者の技量に依存せず5分程度で写真撮影ができる。また静音性にも優れ、近所迷惑にならないのも強みだ。床下点検ロボットは、タブレット画面で周囲状況を確認できる。小屋裏点検カメラはカーボンロッドを最大8.4mまで伸ばせるので、人が屋根裏に入らず済む。

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