8~10月は受注高14%増に
積水ハウス(大阪府大阪市)は、2021年1月期第3四半期(2-10月)の決算を発表した。
リフォーム事業のセグメント売上高は前年同期比14.3%減の981億7900万円、営業利益は同26.7%減の129億4700万円と減収減益。また受注高も同8.0%減の1047億7700万円と減少したものの、第3四半期単独では前期比 14%のプラスと回復した。受注残高も第3四半期までの累計で同23.6% 増の345億7300万円と増加。住宅に対する関心が高まり、500 万以上の大型リフォームや断熱リフォーム等が好調だ。
なお、同社のリフォーム事業の2021年1月通期目標は、売上高は前年同期比6.4%増の1625億円、営業利益は同6.2%増の250億円、受注高は同10.2%増の1650億円。
同社全体の連結売上高は、2019年 10 月に鴻池組を連結子会社化したことなどにより、前年同期比1.9%増の1兆7688億8600万円と増収。一方、利益面では新型コロナ感染拡大の影響や米国の物件売却計画の見直しなどから営業利益は同13.0%減の1348億2000万円、経常利益が同18.2%減の1316億6800万円、純利益は同24.3%減の889億6300万円と減益になっている。2021年1月期の通期は、連結売上高は前年と横ばいの2兆4150億円、営業利益は同14.7%減の1750億円、経常利益は同19.4%減の1725億円、純利益は同19.3%減の1140億円を見込んでいる。

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