SANEI、「非接触」アイテムに脚光

おうち美容がスタンダードに

コロナの影響により、水栓やシャワーヘッドへのニーズに変化が起きている。水栓メーカーSANEI（大阪府大阪市）の社長室室長の石川理恵氏によると、「非接触」と「おうち時間の充実」がキーワードになるようだ。

予洗いに効果的な独自の高圧水流を搭載したシャワーヘッド「MIGAMI」

まず、感染予防の観点からタッチレス水栓の需要が高まっている。三角ハンドルから、指一本で操作できるシングルレバー水栓や自動水栓に取り替えたいというニーズがある。「音声で操作できる水栓を昨年発売したのですが、コロナによって再び注目を集め、積極的に選択肢に入るようになってきています。ほかにも、これまでは脚光を浴びる商品ではなかったオートソープディスペンサーが注目されるなど、変化を感じます」と石川氏は語る。