エス・バイ・エル(大阪府大阪市、荒川俊治社長)は「女性意見を活かす商品開発活動」の第4弾となる「美楽洗面収納」を開発、リフォームでの提案を開始する。

パブリックゾーン 洗面スペース
この「美楽洗面収納」は、「子育て、仕事、家事で忙しくても、いつもキレイな私でいたい」という奥様のために"家事を楽にし、モチベーションが上がる理想の洗面空間"をコンセプトに開発した。開発にあたり、洗面空間の現況や不満、悩み、理想等のアンケートを社内にて実施、発売に至った。
同商品は平均2帖という狭い洗面空間に、洗面・洗濯・脱衣の3つの機能が集中しているという問題点に着目し、パブリックゾーン(洗面スペース)とプライベートゾーン(洗濯・家事、脱衣スペース)を分離した機能的なスペース作りが提案できる商品だ。リビング等に室内干ししていた洗濯物を常に干したままにできる専用スペースや、家族全員が各自の物を置くスペースを確保するなど、"使いたい物がどこにあるかがすぐにわかる"ことを大原則とした収納レイアウトを実現した。
また、家族全員が洗濯作業の一部を分担するルールの提案、そして、キッチンから洗濯機、物干しまでの最短の家事動線を意識した効率的なプランまで、トータルな提案が可能となっている。販売価格は「収納スペース」が50万9250円。「洗濯機、室内物干し・脱衣スペース」が11万3820円。
同社は平成19年に「女性活躍推進チーム」を発足。その中のワーキンググループである「女性意見を活かす商品開発活動」で、単に収納場所の確保や使用方法、目的を示すのみでなく、「かゆいところに手が届く」女性ならではのきめ細かい視点で収納方法を吟味し、具体的に提案する商品開発活動を行ってきた。これまでに第1弾「キッチン収納」(平成19年9月)、第2弾「リビング収納」(平成20年8月)、第3弾「おでかけクローゼット」(平成23年8月)を発表している。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/04/01更新)
-
WEB限定記事(2025/03/27更新)
-
1640号(2025/03/10発行)5面
-
1640号(2025/03/10発行)3面
-
1632号(2025/01/13発行)3面