積水化学工業の2013年4~9月期の連結経常利益は390億円で前年同期比73%増え、営業利益、最終利益とあわせ過去最高益を更新した。これを受け、通期の業績見通しも上方修正した。消費税増税を前にした駆け込み需要で、主力の住宅事業がリフォーム部門をはじめ順調に伸びたことが要因。
売上高は5330億円で、前年同期比170億円増えた。通期の売上高は1兆1000億円で前期比6.5%増、営業利益は810億円で同36%増と過去最高益を更新するほか、リフォーム部門は8%の伸びを見込んでいる。
主力の住宅事業が、新築住宅部門、リフォーム部門ともに増収増益と、好調を持続。
太陽光発電システム、大容量蓄電池などを搭載した「進・スマートハイム」の販売が順調だったほか、顧客ニーズに合わせたリフォーム提案を積極的に行った結果、バス・キッチンなどの水まわり商材や塗装・改装の販売が大きく伸びた。

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