大和ハウス、リフォーム事業好調《連結決算》

　大和ハウス工業（大阪府大阪市）は通期の住宅リフォーム事業の営業利益を10億円上積みし、80億円に上方修正した。通期の売上計画は855億円に据え置いたが、達成すると4期連続の2ケタ成長となる。

　大和ハウスグループでは、4月に設計を担当していた「ダイワハウス・リニュー」と営業を担当していた大和ハウス工業のリフォーム部門を統合し、「大和ハウスリフォーム」を設立。事業効率化による、売り上げ拡大を進めていた。

　今期戦略としては女性の積極活用、インスペクションを核とした提案型のリフォームなどに取り組んでいる。

　なお、同社は第4次中期経営計画により、２０１５年度に住宅リフォーム事業で950億円を目指す方針を明らかとした。