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家電店舗に初の住宅展示場ヤマダ電機グループ

家電店舗に初の住宅展示場 ヤマダ電機グループ

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 ヤマダ電機グループ(群馬県高崎市)は、家電量販店駐車場に、体験型住宅展示場を設ける新たなリフォーム・新築の営業戦略を開始した。

 第1弾として、3月7日神戸垂水本店(兵庫県神戸市)、第2弾として3月14日春日部本店(埼玉県春日部市)にそれぞれ展示場をオープン。今後は、3月下旬に秋田本店(秋田県秋田市)、4月上旬に金沢本店(石川県金沢市)への新設を予定している。

第1弾の神戸垂水本店住宅展示場(左・イメージ)と、続いてオープンの春日部本店住宅展示場(右・イメージ)

第1弾の神戸垂水本店住宅展示場(左・イメージ)と、続いてオープンの春日部本店住宅展示場(右・イメージ)

 同展示場は、生活空間をリアルに感じられるスペースとして誕生した。例えば、リアルタイムで節電を実感してもらうHEMSや家庭用蓄電システム、ヤマダ電機オリジナル収納、天然素材の木炭塗料など、実際に使われている商材を目で見て、触れて確認できる。 また、さまざまな家電製品も設置されているのが特徴で、自動お掃除ロボット実演や4Kテレビの上映なども行われる。実際の利用状況に近い形で、体感できる点が特徴だ。

 駐車場に展示場が設けられる家電店舗には、キッチンやバスが展示された「トータルスマニティライフコーナー」が設けられているので、さまざまなメーカー商材の比較・検討も可能。実際の設置状況をモデル住宅で見ながら、メーカーや機種の違いを店舗で確認する―そんな使い分けができる提案の場を作りあげた。

 ヤマダ電機グループでは、ヤマダ電機、ヤマダ・エスバイエルホーム、ハウステックの3社で5年以内に1000億円のリフォーム売り上げを目標としており、現在、価格メリットを打ち出すため商品の値下げなどにも取り組んでいる。 

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